健やかな暮らしのために 『すこやか本舗』 は、現在準備中です。

2020/05/18 16:32

こんにちは!
暑い日が多くなってきましたね!麦茶もなた豆茶も煮出したてから冷やして飲むのが好きな「すこやか本舗」のヤスダです。



すこやか本舗では人からペットまでカラダにいい食品や生活を健やかにするグッズを取り揃えています。
その中で好評をいただいており、スタッフも愛飲している『薩摩なた豆元気茶』に使われている「ナタマメ」
今回は「なたまめ」の素晴らしさをもっと知ってもらえるブログです!

薬学博士でなた豆研究の第一人者の故 村上光太郎先生をご存知でしょうか?

村上光太郎先生は国内はもとより、モンゴル・中国へ出かけ、薬草や民間薬の調査・収集をライフワークとする崇城大学薬学部の名誉教授です。
ナタマメに出会ったことをきっかけに生薬学へに道に進むことを決めたといいます。長年研究を重ね、知り尽くした博士です。



「なた豆物語」でナタマメの不思議にこのように語っています


昔の日本人は、自然の力をよく知り、民間療法として取り入れられ、自分たちの健康や命を守ってきました。
その知恵を失っているのは、とてももったいないことです。
普段私たちが食べているものにも、すぐれた薬効を持つものがたくさんあります。
その中で薬効が強いものが多いのが豆類です。
なかでも、赤小豆と黒豆はトップクラスでどちらも漢方の生薬として使われています。
豆の中での面白い効果を持つのがナタマメだと、「なた豆物語」で語っています。

村上光太郎先生が恩師のおかげでナタマメと出会い、不思議な力を感じ薬学部に進むことになりました。

ナタマメが江戸時代から珍重されてきたことや詳しい成分についての解説をされています。
また、薩摩のナタマメがなぜいいのか。効果についても詳しくわかりやすくなっています。

腹部の「陰圧」を高め、不調を整える


中国の明の時代の「本草綱目」は中国伝統医学のバイブルとされる書物です。
それによると、ナタマメには胃や腸の働きを良くし、免疫力を高める滋養強壮作用があるとされています。
江戸時代の人々はお腹の調子を整えてカラダを元気にする、不調を治す貴重なナタマメの若い鞘を漬物にして食べていました。
しかし高価であったことから他の漬物と一緒に混ぜて売られるように、福神漬が登場しました。

歯槽膿漏(歯周病)、蓄膿症、痔ろう、脱肛に効果のある「膿とり豆」


膿をとって腫れを治す排膿作用や抗炎症作用があることで知られています。
他にも抗菌作用、血行促進、免疫力を正常化する働きも認められ、口臭、鼻炎、肌荒れ、花粉症が改善されるといった報告も上がっています。

最近の研究で特有の成分であるカナバニンやコンカナバリンA、ウレアーゼという酵素が含まれてることがわかりました。
しかし、どうしていろいろな症状を改善できるのか、医学的には解明されていないことが多く、謎に包まれています。

村上光太郎先生の研究結果 腹部の「陰圧」を高める働きがある


人の体内は、臓器が体内に収まり正常な位置に保つため、外部よりも圧力が低い「陰圧」状態になっています。
中高年になるとお腹がでやすくなる人が多いのは、内蔵の動きが弱くなり、陰圧が弱くなってしまうからです。
なので、ナタ豆の胃や腸の働きを整える作用により、陰圧が高まり、下がった臓器が元の位置に引き上げられるのだと推測されます。
それにより血行促進、代謝がよくなり、溜まった膿が出されると考えられるのが自然です。

次回はミネラルとポリフェノールについて掘り下げます!

季節の変わり目は体調が悪くなる人も多いはずです、古くから薬効を生活に取り入れて健康を守りませんか?