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2020/04/22 13:23

こんにちは。すこやか本舗のスタッフのヤスダです。

前回はすこやか本舗がおすすめする『薩摩なた豆元気茶』の主成分である『なた豆』が
古くから腎の機能を高めて、病気に負けない免疫抵抗力をもたらす生薬として位置づけられていたことを紹介しました。

ぜひこのブログを読む前に、前回のブログも読んでいただけるとさらに『なた豆』博士になれますよ!



◇◇今回も歴史編②◇◇

前回のブログで紹介しました大河ドラマ『篤姫』の中で、小松帯刀(たてわき)が江戸に出立するときにナタマメが送られる場面がありました。
江戸時代の薩摩ではナタマメを味噌漬けにしてして出すタッバケのほうが一般的になりました。
坂本龍馬の総合商社「亀山社中」を援助し、坂本龍馬とお龍さんの新婚旅行を手配もしています。
もしかすると小松帯刀と同じ名前で旅人の無事を祈る縁起のよい漬物として聞かされたのではないでしょうか。



『薩摩刀』
装飾品にはさまざまなものがありますが、刀の鞘をナタマメの形に模したものが鹿児島に使わっています。
薩摩を代表とする刀の鍔工の小野氏が得意とした「鉈豆」の意匠もあります。
いすれにしてもナタマメが身近な存在であった証拠です。



『福神漬』
福神漬にもナタマメが入っているのはご存じですか?
福神漬は、明治の初めに東京上野の漬物店「山田屋」の野田清右衛門が考案したものです。
江戸末期から明治の始めにかけて考案したもので、元は商品名でした。
福神漬の由来は原料が7種類の野菜であることから、店舗のそばの上野不忍池の弁財天を含む七福神にちなんで戯作者『梅亭金鵞』が命名したとされています。
カレーライスに添えられる漬物として広く普及したころから、商品名であった「福神漬け」は一般名詞となりました。
使われている野菜はウリ・レンコン・シソ・カブ・ナス・ダイコン・ナタマメで、ひょうたんみたいな形のものがナタマメです。
未成熟なものナタマメをそのまま鞘をスライスしています。
縁起がいいことから選抜されたのではないでしょうか。




なた豆の歴史をご紹介しましたが、ではなぜナタマメが鹿児島でつくられるのでしょうか?

ナタマメはもともと熱帯の植物ですが、鹿児島の風土と相性がよく、不思議なほどよく育ちます。
また現場で役立つものを好む鹿児島の実践的な気風にあった食材だからです。



だんだんなた豆に興味がでてきたでのはないでしょうか?
薩摩なた豆元気茶を飲みながらブログを読んでいただけたら嬉しいです!

次回はなぜ、鹿児島のナタマメがいいのかをご紹介します!